レーザーでどうして脱毛ができるの?
レーザー脱毛は1996年にアメリカで開発されたまったく新しい医療脱毛法です。
安全・確実・短時間・短期間であらゆる部位のムダ毛を処理することが出来る優れた脱毛法ですが、その治療システムは医師にのみ使用が許可されています。
■ POINT
脱毛用レーザーは黒い色素に吸収され反応し、高熱を生じる特性をもっています。
このためレーザー光を照射するとメラニンを多く含む毛球部、立毛筋付着部にある毛の再生に必要な幹細胞を選択的に破壊します。
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照射されたレーザー光のうち80〜90%が表皮を通過して皮下組織に入り込みます。 |
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メラニンと反応しなかったレーザー光は、皮膚の深い部分でごく小さな熱エネルギーに変換されます。そのためヤケドを起こす心配はありません。 |
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毛根のみを破壊し、肌や周囲の組織にヤケドを起こさないのがレーザー脱毛の最もすばらしい特徴です!
レーザーはこんなに優れている
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レーザー脱毛 |
痛くない |
瞬間冷却装置付き
ほとんど痛みを感じず終わる |
短時間 |
両ワキでわずか3分
広い範囲を一度に処置できる |
短期間 |
1回目の治療効果が大きい(60〜70%)
3〜5回で綺麗な肌に |
熱の作用時間が短い |
わずか0.03秒
ヤケドの心配も無し |
剃毛できる |
施術前に毛を
伸ばしておく必要無し |
部位を選ばない |
眉毛、口周囲などにも
使用可能 |
安全・安心 |
医師の資格と管理下での処置 |
低料金 |
電気式針脱毛の約1/2に
設定しています |
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電気式針脱毛 |
痛い |
毛1本1本に針を入れて破壊する
局所麻酔の必要 |
長時間 |
両ワキで1〜2時間
手作業で時間がかかる |
長期間 |
1回ずつの効果が少ない(10〜20%)
両ワキで約10回処置が必要 |
熱の作用時間が長い |
通電時間0.5〜1秒
毛根以外に熱が届きヤケドの原因に |
剃毛できない |
施術のたびに毛を5〜10mm
伸ばしておく必要がある |
脱毛できない部位がある |
毛孔の細い毛やうぶ毛は
物理的に処理が不可能 |
業者によってまちまち |
軽いヤケドを起こすことがある |
高料金 |
人件費の高さが料金に影響
チケット制などの諸問題 |
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■ POINT
電気針脱毛では毛孔の1本ずつに針を刺して通電するため、時間もかかり痛いという共通の欠点があります。これらの欠点を解決するために登場したのがレーザー脱毛です。
電気針脱毛でも痛みを抑えるため麻酔を使ったりアイスパックで冷やしたりします。
体質によってはあまり痛みを感じない場合もあるようですが、涙が出るほどの痛みに1時間以上も、何度も繰り返し耐えなくてはいけない事もあります。
レーザー脱毛の場合にも初回は痛みを感じることがありますが、程度も軽くすぐに感じなくなります。
ほとんどの点において電気針脱毛よりも優れたレーザー脱毛法ですが、万能ではありません。
毛には毛周期と呼ばれる成長のサイクルがあり、休止期の毛にはメラニン色素がほとんどなくレーザーが反応しません。そのため最低3〜5回のレーザー照射が必要になります。
1〜2ヶ月間を空けて繰り返す施術の仕方は、毛周期に合わせる事で確実に効果を得るためのものです。
施術前の準備
ムダ毛処理で毛を抜き続けている方は毛包内に毛が無いのでレーザー光が届いても反応しません。施術前はムダ毛を抜かずに剃るようにしてください。
肌に日焼けや抜毛後の色素沈着があると表面のメラニンにレーザー光が吸収されてしまい毛包まで届きません。海水浴や日焼けサロンなどでの過度な日焼けをしないよう心がけてください。
施術の流れ
レーザー脱毛に適するかどうか皮膚の状態と色素沈着をチェックします
トラブルがある場合はまずその治療を行います (トラブルが無ければ当日から施術できます)
2ヶ月ごとに完了までレーザー脱毛の回数を追加していきます
終わったあと
・施術当日の入浴は避けてシャワー程度にしてください
・治療を受けた部位には必ず日焼け止め対策を施してからお出かけください
・施術後一ヶ月ほどは過度の日焼けをしないように注意してください
注意すべきポイント
最低3回以上の施術が必要となります。完了までの回数には個人差があるので、その後はそれぞれに結果を見ながら施術回数を追加していくことになります。当クリニックでは回数が増えても安心の1年間有効のフリーパス制も導入しております。施術前後の診察・テストの結果を目安に、医師とよくご相談の上でご自分の体質に合わせたコースを選択してください。
施術を受けられない方
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妊娠中の方 |
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皮膚に炎症や傷のある方 |
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過度の日焼けをしている方 |
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心臓ペースメーカーをお使いの方は施術を受けられない場合があるので医師にご相談下さい |
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その他、施術前の診察で既往症・服用している薬・皮膚の状態などで不適合と診断を受けた方 |